登録販売者とは

登録販売者とは医薬品販売の専門家。今ニーズが拡大しつつあり、注目されている資格です。薬剤師との違いは処方箋に基づいた調剤ができないことと、第一類医薬品の販売ができないことです。受験にたいして学歴が問われないのも薬剤師との大きな違いです。登録販売者資格を取得するために、以前は薬剤師の管理下で1年以上の医薬品販売の経験が必要でした。

それが平成27年度試験から大きく変わり、学歴や経験を問わずだれでも受験が可能になります。実際の医薬品販売には条件がつきますが、試験の裾野は大きく広がりました。医療の資格を取得したいが、薬剤師になるのは難しいという人は登録販売者を目指してみてはいかがでしょうか。

医薬品の販売は薬剤師にしかできませんでしたが、登録販売者が登場したことでその状況も変わりました。医薬品業界の規制緩和によって、医薬品にかかわる人々の環境も大きく変化しています。医薬品分野への新規参入する業界はこれからも増えていくでしょう。ネット販売等これからも変化が予想されます。薬剤師にはより高度かつ専門的な知識が仕事のうえで求められるようになり、登録販売者とのすみわけが進んでいます。自分のライフプランを有利に進めていくためにも、よく考えて資格取得を目指しましょう。

薬剤師の働き方

薬剤師とは医薬品の専門家。私たちの身近では病院や調剤薬局、ドラッグストアなどで白衣を着て働く姿を目にするのではないでしょうか。薬の服用方法や効果などを説明する服薬指導や、医師が出した処方箋を元に薬を調合するのは薬剤師の仕事です。薬を扱う場所では必ず販売している薬の管理をおこなう管理薬剤師を置くように定められています。調剤薬局であればそれに加えて薬の調合やカルテの管理もおこないます。

薬剤師として医療の知識を深めていくのであれば病院薬剤師という仕事があります。調剤室に勤務し、薬を出し説明するのが主な仕事ですが、患者への投薬の提案や、患者の症例から薬の効果を確認することもあります。そのほか活躍の場として、挙げられるのが製薬会社やサプリメントの会社での研究職。病気で苦しむ人々のために新薬を開発研究するのが主な仕事です。公務員のなかにも薬剤師はいます。警視庁の麻薬取締りや役所での薬剤相談など、公務員であってもその専門性を活かした仕事がメインです。

薬に関する仕事と簡単に言っても、現場でたくさんの人の役に立つのか、キャリアや知識を磨いて企業で活かすのか、その仕事の内容は様々です。キャリアアップのためにさらにうえの資格を目指すことも可能ですし、転職で知識の幅を広げていくこともできます。将来を見据えて自分の知識や能力を一番活かせる進路を探しましょう。

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薬剤師のなり方

薬剤師になるためには大学の薬学部や薬科大学で6年間薬学を学び薬剤師国家試験に合格する必要があります。大学で所定の単位を取得したとしても、薬剤師国家試験の合格しなければ薬剤師になることはできません。薬剤師国家試験の合格率は大学によって違います。薬剤師国家試験の合格率は大学のレベルをはかるひとつの目安です。近年、人が集まるため薬学部の新設が目立ちます。たくさんある薬学部の中でも過去の合格実績などを確認しましょう。薬学部の受験自体が難関で厳しい道です。受験のためには理系に強い進学校を選択したほうが有利になるでしょう。

薬学部以外の大学卒業生が薬剤師を目指す場合は、薬剤師になるために大学で学びなおす必要があります。大学によっては2年次3年次からの編入も可能です。編入を目指す場合であっても、大学が実施する編入学試験に合格する必要があります。さらに4年生の薬学課程からも薬剤師を目指すことができます。薬剤師国家試験の受験資格が与えられる大学院に進学して所定の課程を修了することで受験資格を得る方法です。ただしこれは平成29年度までの入学者だけなので注意してください。

薬剤師は簡単になれる職業ではありません。薬剤師がしている仕事は責任も重く、人の命にかかわる仕事。厳しい条件があることも納得です。

薬剤師が人気である訳

薬剤師は女性に安定して人気の職業です。男性が求める結婚相手の女性職業の中でも看護師や薬剤師はトップの人気を競います。特に不況が続く時代において安定して仕事があるということは大きな強みになります。近年女性が置かれている環境は複雑です。結婚、出産後も仕事を続けてほしいと考えられる男性も以前より増えてきました。

平均年収もなかなか上がらず、多くの女性が経済的な事情で仕事をし続けければならない状況にあります。そのため、出産でブランクができたり、配偶者の転勤で引っ越したりしたときに再就職に有利といわれる薬剤師に人気が集まっているのです。他の職業であれば、勤めはじめてすぐは高い給料は望めません。経験をつむことで給料が上がっていきます。しかし、薬剤師のような資格職であれば、初めからある程度高い給料が期待できるでしょう。キャリアが中断されても影響が少ないのは大きな魅力です。

非正規雇用であっても高い時給であることが多いので、育児や家事と両立するために時短やパート勤務を希望する女性にも適しています。効率よく仕事ができるうえ、日本全国どこであっても仕事を探しやすいと合っては人気が高いのもうなずけます。もちろん、経済的に自立したいと考えている女性にとっても、ワークライフバランスを考えながら長期安定的に働ける薬剤師は魅力的な職業。医療や保険制度についての知識がつくので仕事以外の実生活でも役に立つこともメリットです。このサイトでは医薬に関する仕事について、さらに解説します。